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<屋根塗装の基礎知識>屋根材の種類について

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屋根材の種類と特徴がよくわかる!屋根の基礎知識

太陽の紫外線を浴び、雨風、台風やホコリ、排気ガスなど屋根は建物の中で一番外からの影響を受けている箇所です。
屋根の塗装などのリフォームやメンテナンスはだいたい10年ほどが目安となっていますが、使用している屋根材の種類によってメンテナンス期間が違いますし、屋根材の特徴も変わってくるため塗装に使われる塗料の相性も変わってきます。
ここでは、屋根材の種類のご紹介とメンテナンスの目安、屋根材それぞれと相性の良い塗料のご紹介をいたします。
そろそろ屋根のメンテナンスを検討している、または今は必要ないけどいつメンテナンスを行えばいいのかわからないという方は参考にしてください。

屋根材の種類

屋根に使用される屋根材は、
  • ①ガルバリウム鋼板
  • ②スレート瓦
  • ③粘土瓦
  • ④アスファルトシングル
  • ⑤石粒付き金属屋根

①ガルバリウム鋼板

防水性が高く、軽くて丈夫な屋根材で、耐用年数は30~40年ほど。日本瓦よりかなり軽く、耐震性に優れている事から屋根のリフォームでは一番の人気となっています。金属系の素材のため、錆びやすさや断熱性が低い事や遮音性が低い事がデメリットとしてありますが、費用は高くなるものの機能性が向上した種類もあります。

②スレート瓦

スレート瓦は、カラーベストやコロニアルとも呼ばれている屋根材で、セメントを固めて薄製造加工されたものです。施工が簡単にできる事、価格が安い事、色やバリエーションが豊富な事が特徴なため、これまで住宅の屋根材として広く使用されていました。
耐用年数は25~30年ほどとなっていますが、こまめなメンテナンスが必要とされています。カビや苔や、色あせなどが見られたらメンテナンスが必要です。耐久性は高くないため、耐久性に優れた塗料を使用すると良いでしょう。

③粘土瓦

昔ながらの日本家屋に使用されてきた瓦で、粘土を焼いて作られています。
耐久性が高く、耐用年数は50年以上、塗り替えが不要といったメリットがあります。破損しない限り再利用する事が可能な素材です。
デメリットは瓦が重いため耐震性に弱く、強い風や振動で瓦がずれてしまう事です。そして、瓦を施工できる職人も減ってしまったため、施工が高額になってしまいます。

④アスファルトシングル

アスファルトを原料としたコーティングされたシート状の屋根材で、アメリカでのシェア率は高い素材ですが、日本で使用されるようになったのはここ数年となっています。軽量で、防音、防水性に優れている点がメリットで、耐用年数は20~30年ほどで定期的なメンテナンスが必要とされています。

⑤石粒付き金属屋根

①のガルバリウム鋼板の表面に石粒を吹き付けた屋根材です。石粒は紫外線などの影響を受けづらくするために表面に吹き付け、ガルバリウム鋼板の耐久性を高めています。
軽量で耐火性に優れ、石粒によって防音性、断熱性を高められた素材で、耐用年数は30~40年ほどとなっています。

屋根に使用される塗料の種類

屋根の塗装の検討を始めると、塗料は何を選べばいいのかわからない、屋根材に適切な塗料を選びたいけどどれがいい?と疑問が出てきます。
ここでは、屋根塗装に使用される代表的な塗料を紹介いたします。

①シリコン塗料

今一番主流の塗料であるシリコン塗料。価格面と機能性のバランスが良く、色のバリエーションが多いため人気も高くなっています。耐用年数は7~10年ほど。

②ウレタン塗料

安く、対摩擦性に優れているウレタン塗料。シリコン塗料が主流になるまではウレタン塗料が良く使われていました。シリコン塗料より耐用年数は短く、5~7年ほどとなっています。

③フッ素塗料

耐久性、撥水性の高い塗料で、フライパンでもフッ素加工として使用されているほど強固な塗料塗膜を作れます。耐用年数は15年ほど。

④無機塗料

無機塗料はフッ素塗料よりも優れた耐久性を持ち、防汚性、防火性など機能性に優れています。その分費用が高くなりますが、耐用年数は20~25年ほどと、塗り替え頻度を低くしたい方に良いでしょう。

まとめ

屋根は建物の中で一番劣化スピードが速い箇所とされています。ですので、できるだけ耐久性の高い塗料で、屋根材に適した塗料を選ぶと良いでしょう。
喜田塗装は、これまで店舗や商業施設、公共施設などの塗装をお請けしてきた実績のある塗装業者です。大きな施設で確かな技術と豊富な経験を持って、住宅の塗装・リフォームまで細やかなサービスをお届けしております。
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