カーポート汚れていませんか？（汚れを放置するデメリット、自分でできる清掃）

屋外に設置されるカーポートは、１年中ずっと太陽から紫外線を受け、雨や雪、風を受けています。さらには、車の排気ガスやホコリも舞ってきます。
そんな汚れや、紫外線による影響から車を守ってくれるカーポートですが、カーポート自体に汚れが溜まってしまいます。

カーポートが汚れていると、透ける素材の屋根はくもり、駐車場が暗くなってしまいますし、カーポートの素材の劣化が早まってしまいます。

カーポートが汚れる原因

①雨水や雪

雨には大気中のホコリやゴミなど不純物が含まれており、雨に交じって降ってきます。雨が乾くと、ホコリやゴミがカーポートの屋根に残ってしまいます。
ホコリやゴミは雨が降るたび溜まってしまい、透けている屋根もホコリやゴミによってだんだんと曇ってしまいます。

②風

強い風が吹くと大気中の砂埃が舞って、カーポートに付着する事があります。さらに大気中に含まれた排気ガスにも細かな汚れが混じっているため、目には見えなくても風が吹くだけでカーポートに汚れが溜まってしまいます。さらに、風によって落ち葉や花びらなども運ばれてきて、雨どいが詰まってしまう事もあります。
近隣に畑や花壇がある、高速道路がある環境の場合、風も汚れの原因となっています。

③鳥のフン

カーポートの屋根に鳥のフンが落ちているのを見た事はありませんか？カーポートがあるおかげで車のボディに落ちるのを防いでくれていますが、カーポートの落ちた鳥のフンは早めに清掃した方が良いでしょう。
鳥のフンが乾いてしまうとこびりついてしまい、落とすのが大変になってしまいます。
さらに、鳥のフンは金属などを劣化させる成分があるため、カーポートの柱などの金属部分に落ちているのを見つけたら早く清掃しいてしまいましょう。

カーポートの掃除方法

①ゴミを撤去する

まずは、屋根の上に撤去できるゴミがあれば手やほうきを使って撤去しましょう。さらに、雨どい部分にゴミが溜まっていたら撤去してください。

②屋根と柱に水をかける

ホースを使って屋根と柱に水をかけ、落とせる汚れを落とします。

③中性洗剤で汚れを落とす

スポンジに中性洗剤を含ませ、屋根と柱を洗っていきます。
透けた素材の屋根材の場合、傷をつけてしまわないよう優しくこすってください。手が届かない場所は無理しないように気を付けてください。

④中性洗剤を洗い流す

ホースを使って屋根と柱に水をかけて、中性洗剤を洗い流しましょう。洗剤が残ってしまうと、その部分が劣化してしまうので、泡がのこらないように気をつけてしっかり洗い流してください。

⑤拭きあげる

洗剤を水で綺麗に洗い流したら、濡れている屋根と柱を雑巾など乾いた布で拭きます。カーポートの屋根に登るのは危険なので、手が届く範囲で行ってください。

カーポート掃除で気をつけるポイント

カーポート掃除を安全に作業するために気をつけていただきたいポイントをご紹介します。

①絶対に屋根に登らない

カーポートの屋根はポリカーボネートなどでできているため、大人の体重に耐えられるほどの強度がない場合があります。さらに屋根材が劣化してしまっている事もあるので、手をついて体重をかけると割れてしまう事もあります。さらに、掃除道具などを置く事もやめた方が良いでしょう。屋根材が割れてしまうと、とても危険なため、屋根には上らない、屋根に手をついて体重をかけない事を意識して掃除を行ってください。

②安定しない脚立に登らない

屋根は高い位置にあるため、脚立に乗って作業する事となります。足元が安定しない場所に脚立を立てない事、手が届かない場所は無理して掃除しないよう安全に掃除をできる範囲で行ってください。

まとめ

カーポートが汚れる原因から、掃除方法までをご紹介いたしました。簡単な掃除ならご自身で行えますが、カーポートの屋根の上の汚れが気になる場合や、洗っても取れないしつこい汚れなどがある場合は、カーポートの掃除をしてくれる業者にお任せする事をおすすめいたします。カーポート清掃を専門とする業者であれば、カーポートの劣化具合なども掃除をするついでに見てもらい、修理などの疑問や質問に答えてもらえる場合もあります。
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