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意外と多い！カーポートの種類
カーポートを設置したい！と決めたら、次は、カーポートの形を選びましょう。 カーポートってよく見るような形じゃないの？と思われるかもしれませんが、同じように見えても、いくつか種類があります。 それぞれの形によって設置できる場所や、メリット・デメリットがあるので、ここでは、カーポートの種類をご紹介いたしますので、どの形のカーポートにされるか検討する材料としてご覧になってください。
基礎知識１：カーポートの種類
カーポートの基本的なデザインを紹介します。
①片側支持タイプ
柱が片側にあり、屋根を支えているタイプのカーポートで、駐車の際に柱が邪魔になりにくい形です。
②両側支持タイプ
柱が両側にあり屋根を支えているタイプのカーポート。柱が片側のみより安定性が高まります。２台以上の車を駐車する場合は両側タイプをおすすめします。
③後方支持タイプ
柱が後方にあるタイプのカーポートで、車の側面に柱がないため、車の出し入れや乗り降りがしやすくなります。
基礎知識２：カーポートの材質
カーポートは、柱と屋根材と構成されており、それぞれいくつか種類があります。材質による特徴をご紹介いたします。
＜屋根材＞
①ポリカーボネート
ポリカーボネート板は、安価かつ耐熱性、耐寒性、耐衝撃性に優れているため、１番主流な屋根材です。また、紫外線を通しにくいため紫外線から車を守ってくれます。 ポリカーボネートに熱戦遮断の機能が加わった熱戦遮断ポリカーボネート板もあります。
②FRP
プラスティックにガラスなどの繊維を合わせて作られた板で、熱に強い特徴を持っています。気温の高い地域や、日当たりのよい場所に適した材質です。
③塩化ビニールの波板
柔らかく加工のしやすい特徴を持った塩化ビニールの波板。紫外線に弱いため、経年劣化が見られるためこまめなメンテナンスが必要となります。
④スチール折板
積雪のある地域に適したスチール折板素材。スチール板のため耐荷重性に優れています。 素材が透明ではなく光を通さないため、暗い場所には向きません。
＜柱の素材＞
①スチール
低コストで強風、積雪にも耐えるほど丈夫なスチール素材はカーポートの柱としてよく使用される素材です。 デメリットとしては錆びやすいため、こまめなメンテナンスが必要となります。
②アルミ
スチールと同じように強度が強い素材です。軽量で錆びる事もありませんが、スチールよりコストが高くかかってしまいます。
カーポートの選び方
カーポートに使用される屋根材、柱の素材をそれぞれご紹介したところで、次は紹介した素材の中からどうやって選ぶのか？その選び方をご紹介いたします。
①デザイン性
カーポートの形の選び方として、屋根材の色や柱の色など総合的に建物の雰囲気と合っているかどうかを見ましょう。デザイン性、機能性どちらを選ぶか個人の価値観にもよりますが、建物のデザイン、雰囲気と合わせたカーポートの形、材質を選ぶと満足度が高くなります。
②駐車のしやすさ
カーポートをどの方向でどこに設置するか位置を決める際、駐車のしやすさを重要視してみてください。どの面が道路に面しているのか、カーポートの柱が邪魔になってしまわないかなど、カーポートを依頼する際、しっかりとした打ち合わせを行うと良いでしょう。
③地域の特性、駐車場の環境に合わせた材質選び
お住まいの地域によって雪が降りやすい、風が強く吹く、１年を通して気温が高い、低いなど地域の特性に合わせて、熱に強い素材を選んだり、風に強い素材を選んだりすると良いでしょう。それに加え、よく直射日光がよく当たる場所、または日が当たらず暗い場所、カビや苔が生えやすい環境など、その駐車場の場所に合う材質を選ぶ事を心がけてください。
まとめ
カーポートの種類と選び方をご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか？ カーポートはどれもあまり変わらないと思われていた方もいらっしゃるかもしれませんが、材質によってメリット・デメリットがありました。 住まわれている地域の特性や駐車場の環境や設置場所の状況に合わせたカーポート選びをしていただければと思います。
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