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<外壁塗装の基礎知識>塗料の種類と塗料選びのポイント

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外壁塗装で使用する塗料の選び方

新築でマイホーム購入後7、8年住んでいると徐々に住まいの汚れが気になり始めるものです。
家の外壁塗装の塗り直しをしたいけど、どんな塗料を選べばいいのかわからない…。
塗料選びは専門業者に全て任せても大丈夫?
と疑問と不安を持っている方へ、ここで外壁塗装に使用される塗料についてご紹介いたします。この記事で外壁塗料について知り、失敗しない塗料選びを行ってください。

外壁塗装で使用する塗料の種類

外壁塗装で使用される塗料には様々な種類があります。
  • ①アクリル塗料
  • ②ウレタン塗料
  • ③シリコン塗料
  • ④ラジカル塗料
  • ⑤フッ素塗料
  • ⑥無機系塗料
塗料のそれぞれに特徴があり、メリット・デメリットが存在します。
では、ひとつひとつの塗料をご紹介いたしますので、どの塗料がマイホームに合っているのか検討する材料としてご覧ください。

①アクリル塗料

一番のメリットは価格の安さ。費用は抑え得られるが、外壁の劣化の原因となる紫外線に弱く、ひび割れしやすいため耐久年数は3~5年ほど。現在は外壁塗装で使用されていません。

②ウレタン塗料

ウレタン塗料とは、主にウレタン系樹脂の塗料で、どんな場所にも使用できる塗料です。
ウレタン塗料もアクリル塗装ほどではありませんが、低コストで導入できるところがメリットです。耐久年数は約8年なので、塗り替えを定期的に行いたい方におすすめです。

②シリコン塗料

塗料の中で1番人気があるのがシリコン塗料です。汚れにくく、紫外線に強い特徴を持っており、耐久年数は10年ほど。シリコン塗料は人気の高さから各メーカーから種類がたくさん出ており、色や性能など選択肢が広い事もメリットのひとつです。

④ラジカル塗料

2015年に発売された新しい塗料で、今一番注目されています。劣化原因を防ぐ機能を持っており、耐久年数が15年ほどと長期間の耐久性を持つ塗料です。塗料は耐久年数と比較して値段が高くなりますが、シリコン塗料より少し高いくらいなのでコストパフォーマンスに優れている塗料です。

⑤フッ素塗料

耐久性・耐熱性が高く、防カビ、防水性に優れているフッ素塗料は、塗り替えを頻繁にしにくいビルや施設などに使用されている塗料です。耐久年数は20年ほどですが費用が高いため、塗り替えを何度もしたくない方におすすめの塗料となっています。

⑥無機系塗料

炭素を含まない無機物質を成分とする塗料で、耐久性に優れている事が登頂です。耐久年数は20年以上ですが、ハイグレードな塗料のため、住宅で使用される事は多くありません。

塗料を選ぶ決め手!

①外壁材と塗料の相性

サイディングやモルタル、ALCなど様々な種類があります。ご自宅で使用している外壁材の特徴に合わせた塗料を選ぶと、より耐久性が高くなります。

②油性塗料、水性塗料のどちらを選ぶ?

塗料は水性と油性に分かれていることをご存じでしょうか?ご紹介してきたシリコン塗料やラジカル塗料などそれぞれに水性と油性があり、塗料の希釈に水を使用すると水性塗料に、シンナーを使用すると油性塗料になります。水性塗料は臭いが少ないため住宅の外壁塗装で使用されるケースが多いです。油性塗料は臭いが強いですが水性よりも耐久性が高いため、外壁より屋根塗装で使用されるケースが多くなっています。

③塗料の色選び

塗料の素材の特徴も大切ですが、外壁の見た目もとても大事ですよね。建物のイメージも色で変わってくる上に、一度塗ってしまうと何十年も塗り替えない場所なので色の選択は慎重に行いたいものです。
塗料の小さい色見本で見るのと広い面積で見るのとは違ってくる事もあるので、できれば同じ塗料の同じ色を使用した住宅を見るのが色選びを失敗しない方法です。同じ塗料を使用した住宅がない場合は、色見本を実際に外壁に当ててイメージしたり、朝・昼・晩、晴れの日や曇りの日など天候が違う日に屋外で色の確認をしてみたりする事をおすすめします。

まとめ

それぞれの塗料の特徴についてみましたが、耐久年数と費用は比例している事が塗料の特徴でもあります。何も知らずに業者に任せてしまうより、基礎知識を持って相談する事が塗料選びを失敗しない秘訣です。
また、外壁塗装を行う際は住宅の他箇所の修理やリフォームと合わせて行う事も多くあります。他箇所のメンテナンスサイクルから外壁塗装の予算と耐久年数を考慮して塗料を検討するのも良いかもしれません。
喜田塗装は、これまで店舗や商業施設、公共施設などの塗装をお請けしてきた実績のある塗装業者です。大きな施設で確かな技術と豊富な経験を持って、住宅の塗装・リフォームまで細やかなサービスをお届けしております。
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